宿番号:316633
ホテルアソシア高山リゾートのお知らせ・ブログ
「昔」流刑地、「今」観光地 〜交通も便利に!〜
更新 : 2012/4/8 10:35
もうすぐ開催される高山祭を控え、また徐々にですが春らしい
暖かさも出始め、町全体が活気に満ち溢れております。
現在では大変有名な観光地ですが、戦国の頃は流刑地だった事を
ご存知でしょうか?
有名なところだと、徳川家康の6男 松平忠輝あたりでしょうか・・。
大阪夏の陣の際に不行跡があり、兄である江戸幕府2代将軍 徳川秀忠から
改易を命じられ、最初は伊勢国朝熊、その後1618年(元和4年)この高山に
流罪とされました。
1626年に信濃国諏訪に流されるまでの8年間、高山にいた事になります。
確かにこの地区は昔の主要道(東海道、中山道、北国道など)からも外れ、
耕地が少なく山地ばかりで、流刑地としては最適?だったかもしれませんが、
以前この宿ログでも紹介された金森長近が、小京都と言われる高山城下町を作り、林業、鉱山の発展に力をいれ、金森氏が移付された後、幕府も直轄領にするほど魅力ある地域を築きあげました。
現在では、JR東海高山線、東海北陸自動車道とアクセスも大変便利になり、
さらに平成26年度末までに北陸新幹線が金沢まで開通する予定との事。
現在東京-長野間で開通している北陸新幹線ですが、
開通すれば、主に関東方面のお客様には、新たなアクセスが
誕生する事になります。
ちなみに「富山駅」が、高山の最寄駅となります。
(富山駅からワイドビューひだが走ってます。)
今、平成24年度が始まったばかりなので、あと約3年・・
金沢-大阪間は、工事未着工のようですが、
これが繋がれば、東海道新幹線とも直結し、
関東・北陸・近畿・東海を環状に結ぶ
高速ネットワークが形成されます。
まだまだ全通というわけではありませんが、
楽しみですね!!