冬の飛騨地域は酒蔵めぐりや、飛騨の里ライトアップなど多くのイベントがあります。
今日はお隣の飛騨市で行われる「三寺まいり」をご紹介します。

読んで字のごとく三つのお寺（円光寺、真宗寺、本光寺）をお参りする行事です。
３００年以上前から続く独特のの伝統文化で毎年１月１５日の夜に親鸞聖人のご恩を偲び３つのお寺を詣でるならわしです。

ここまで読むと堅苦しいイメージがありますが、地元では縁結びの願いのかなう出会いの参りとしても有名です。
その昔、出稼ぎに出た女性たちが着飾ってお参りに行き出会いが生まれたからだそうです。
いまでも着物を着た女性が多くお参りをしています。当ホテルスタッフでも出会いを求めてお参りに行くスタッフもちらほら。

また瀬戸川のほとりで「千本ろうそく」といって、ろうそくをたてお参りをする行事があるのですが、願い事をする人は白いろうそく、その願いがかなった人は翌年に赤いろうそくをたてる慣わしがあります。もちろん白いろうそくのほうが売り切れが早いです！

わたくし個人の一番の楽しみは、お参りのあとに出店が立ち並ぶ「門前市」でもつ煮などを食べながら熱燗を飲むことです。
お参りで冷えた体にしみわたるおいしさ！　
何をメインに行くかは人それぞれですが、個人的に飛騨地域で行われる行事の中では一番のお気に入りです。
今年は雪もしっかりありそうなので今から楽しみです。

是非一度足を運んでみて下さい。

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三寺まいり

2013年1月15日（火）
千本ろうそく16：00〜21：00
門前市　　　12：00〜21：00

問合せ先
（社）飛騨市観光協会　0577-74-1192
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