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【飛騨高山】馬頭絵馬市(ばとうえまいち)
更新 : 2013/8/7 9:31
毎年8月1日〜15日まで高山市の本町通りにある『山桜神社』で開催している絵馬市があります。
絵馬市の由来(山桜神社の由来)は『俊馬[山桜]は飛騨国小八賀郷池之俣村(現在は高山市丹生川町)の産で、高山城主・金森頼直の愛馬でした。
明暦3年(1657年)の江戸の大火のときは、防火に従って火に包まれてしまった主君頼直を乗せて、江戸城の百間堀をこえ、主君の危急を救ったと伝えらています。
[山桜]の晩年は、永年の功により、中向町(現在の高山市本町2丁目)に厩舎をあてがわれて、いたわれました。
後に死亡すると遺骸は火葬にされ、松倉山麓(現在の飛騨の里・民俗村地内)に葬られました。
厩舎の跡は、社を建て、山桜神社・馬頭様として祀られ、鎮火などの守護神として崇められて、今日にいたっております。
松倉山の大悲閣の馬頭観世音は、[山桜]の病気平穏を祈願して祀ったもので、8月8日・9日・10日はその縁日となっています。
この縁日に紙絵馬を求め、観音に奉納して、その年ごとに「牛馬安全」「養蚕安全」「家内安全」「商売繁盛」「火の用心」「交通安全」「百寿百福」などを祈願し、家の玄関に入ったところの壁に貼るという風習ができました。
この絵馬市は、名馬の値になぞらえて、「松倉相場」と呼ぶ、百円を百万両と言いかえて、取引きをすることが有名になっています。』
飛騨高山の夏の風物詩ともなっていますので是非一度立寄ってみて下さい。
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