今日から4月、ずいぶん暖かくなりました。
本日よりこの場を借りてブログをアップさせていただきますので、よろしくお願します。
冬の間、ご好評いただいておりました『小蕪の風呂吹き 』
想像以上に柔らかく、出汁の美味しさはもちろん、その器の愛らしさと共に大変人気の一品でございます。
この度、季節の移り変わりと共にこちらの料理に替わりました。
『ゆりねのヴィシソワーズ』
ご存知の通り、ヴィシソワーズはジャガイモの冷たいクリームスープです。発案者のシェフがフランスの温泉地ヴィシー出身だったところから名前がついたと言われています。しおり絵ではジャガイモではなく　ゆりね　を使って作っています。

実は何年か前のある期間中、某ホテルのフレンチのシェフがしおり絵に来てくださったことがありました。。和と洋の料理人が同じ厨房で仕事をすることは珍しいそうです。しおり絵の料理長はもちろん和食なにわの料理人です。このことはとてもいい刺激になって、しおり絵の料理に新たなヴァリエーションをもたらしました。

一口で飲み干せてしまうスープですが、基本に忠実に作られた本格派。ブイヨンはとても手のかかっている味わい深い一品です。材料のポロねぎは国内ではあまり栽培されていないとのこと。

「松本いっぽんネギじゃできないですかね？」　　
　
だめだそうです。
やっぱりね。　女将