宿番号:316820
1200年続く幻の湯治の郷 湯郷温泉 季譜の里のお知らせ・ブログ
七夕 〜たなばた〜
更新 : 2010/7/4 10:49
「この夕降りくる雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂の散りかも」
もうすぐ七夕ですね。季譜の里の玄関にも七夕のお飾りをしました。
ですが、ここ最近は梅雨らしいお天気が続いています。7日のお天気もあいにくの雨模様のようです。残念ながら彦星と織姫は会えないのかな・・・。
なんて考えていましたが、昔の日本人はなんて風流なんでしょうか。
上記の歌は万葉集の中の一首ですが、こんなステキな意味があります。
この七夕の夜に降ってくる雨は、彦星が織姫に会う為に、心せかしながら漕ぐ舟の櫂(かい)から飛び散ったしぶきなのであろうか。
残念な雨を、彦星が織姫に会いに行く舟の櫂の“しぶき”に例えるとは、なんてロマンチックなんでしょうか。
雨でも2人はきっと出会えるでしょう。
私たちが短冊に記す願いも天に届くでしょうね。
季譜の里オリジナルの短冊を
フロントにご用意しております。
願いが届きますように…
マネージャー梨本