宿番号:316820
1200年続く幻の湯治の郷 湯郷温泉 季譜の里のお知らせ・ブログ
季譜の里ロビー改装計画 そのA(後編)
更新 : 2012/7/8 19:43
西粟倉の森林組合が作っている森です。
手前の三本の木と奥の森では
木の色が違うのが分かりますか?
手前の木は白みがかっていて、
向こうの木は黒さが濃いと思います。
木の太さも違います。
手前の木は50年前に植えられた木で、
奥の木はもっと新しい木です。
手前の森の方が断然美しいです。
よく見ると手前の森と奥の森では、
木と木の間の距離が全然違います。
木は育つ過程で間引かれて行きます。
間引く木を間伐材といいます。
質や太さにより其々の用途で使用されます。
ロビーの家具になる、既に
製材の済んだ木材も拝見しました。
工房に置いて微妙な湿り具合を調整し、
それから行程に移ります。
工房にはテーブルの天板もありました。
木材を繋ぎ合わせる為にプレスしています。
板と板の間に縦に繋の木が入っていて、
接着剤を着け凄い力で押さえつける事で、
一枚の板を作っていきます。
もともと一本の木から取った板を繋ぐので、
色や木目が無いように見えます。
工房を見学させて頂き、
私たちは一緒にお風呂に行きました。
すごい雨でした。
そして夕食です。
近くの川で取れた天然のうなぎを
大島さんが焼いてくれました。
毎年取れるので年々焼くのが上手くなります。
翌日は雨でした。
帰り際、大島夫妻はわざわざ
外にまで見送りに出て来てくれました。
雨の中、じっと見送ってくれる二人。
最高の二人だと思います。
関連する周辺観光情報