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1200年続く幻の湯治の郷 湯郷温泉 季譜の里のお知らせ・ブログ
季譜の里×ようび 207号室の『ドロップ チェア』
更新 : 2015/5/14 14:34
207号室のドロップチェアはとても思い入れの強い一脚です。
木工房ようびが、背と座が一体の椅子をつくったのは、この椅子が初めて。
名前を付けるあたっても、たくさんの候補がありました。
例えば、季譜の里の佐々木は、「うるとらりらっくしゅ」を候補に。
横から見たツノの形が鳥に見えることから
「ひよこ」のような名前にしたいという案もありました。
色々な案が出る中で、自然と付けた名前が『ドロップチェア』でした。
後ろ足の先端のツノの形が、 まるで透明なグラスに落とした水が「ゆらぐ」ような、
また、雫のような形になっていることから、浮かんできた名前です。
この椅子は、水目(ミズメ)という木で作られているのですが、
珍しい木で、見る角度によって表情が変わる、
白いような淡いピンクのような色の木で、粘りの強い木です。
特徴的なツノの部分は、ナイフと鉋を使い、 手で削りだすことしかできない形です。
不定形でいて、でも、触ってみたいと思うような形になっていると思います。
ぜひ触れて、心地の良さを体感してみてください。
美作の国の地から生まれた「ドロップ チェア」。
そのすべては木工房ようび、大島正幸の仕事です。
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