宿番号:316820
1200年続く幻の湯治の郷 湯郷温泉 季譜の里のお知らせ・ブログ
★12月の季譜の里だより★
更新 : 2017/1/13 20:08
師走もあっという間に過ぎ、2017年を迎えました。
皆様におかれましては、良い新年をお迎えになられましたでしょうか。
花開く山茶花(サザンカ)の姿に冬の訪れを感じた12月。
写真とともにその一ヶ月を振り返りたいと思います。
今年は昨年に比べて暖かい日が続きましたが、
初旬にはグッっと冷え込む寒さもやってきました。
いつもは元気に中庭の池を泳ぐ金魚も、
この時ばかりは水中で硬直(苦笑)。
紅葉から枯色に変わる落ち葉にも肌寒さを感じました。
そして12/13 - 14にかけては
館内メンテナンスの為休館も頂戴いたしました。
毎年年末には、一年間多くの方にご利用いただいた客室、
ロビーなど、館内の至る所をチェックし修繕を行います。
この度も全室の障子紙の貼り替え、
普段できない箇所の清掃なども行いました。
休館明けの月半ばは再び寒い日が続きました。
日中晴れていても最高気温5℃(!)。
普段雪の降らない湯郷温泉では、あまり感じない冷え込みでした。
あたたかそうな陽に照らされる紅葉、
その上に広がる青空からは想像出来ない気温でした。
クリスマス前はあいにくのお天気に。
しかし天気が悪くなると気温が高くなるという(笑)。
こちらは毎朝のお見送りの風景ですが、
暑かったのかスタッフも腕をまくっています。
ご来館いただいた皆様におかれましては、
お足元の悪い中、本当にありがとうございました。
クリスマスといえば、
季譜の里ではいつも表にツリーを飾らせていただきます。
純和風旅館にある、クリスマスツリー。
何だかちょっと違和感を覚えそうですが、
その佇まいが中々可愛らしいんです。
しかし、季譜の里の見どころと言えば、
やはり中庭と76箇所にある生け花。
特に葉が落ちきる前の冬の中庭はとても綺麗です。
他の季節に比べて陽が低いので、その陰影はもちろん、
暖かみのある光に彩られたその姿は、
ハッと息を飲むものがあります。
そして生け花ですが、
実は年の瀬には一つ増えて77箇所になります。
それは、門松が玄関先に作られる為。
生け花担当の黒田先生が、毎年自作してくださいます。
大晦日前には、12月に初めて見る雪。
少しパラついた程度で止んでしまいましたが、
遅れてくる冬の風物詩を「今年も年が暮れるなぁ」と
染み染み感じながら眺めていました。
生け花では紅梅、白梅の花を咲かせて
新年のおもてなし準備万端です。
「えっ、この年末に梅の花?」と、
時期的に早く感じられると思いますが、
今年は梅の枝を暖かい場所で寝かし、
ちょっと早めに咲いてもらいました(笑)
12月も本当に多くの方々にご愛顧いただきました!
1月、そして2017年も皆様のお越しを心よりお待ちしております☆
(接客係:日笠、フロント:アイス)
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