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湯あそびの宿 下呂観光ホテルのお知らせ・ブログ
花笠をかぶって舞を披露☆下呂の田の神祭り☆
更新 : 2018/1/29 7:43
下呂では、先週から、厳しい寒さと雪の日が多く冬本番を
感じています。
子どもたちは、雪にはしゃいでいますが、大人は運転や水道の
凍結に気をもんでいます。
今週も、同じような天気だそうで、早く春が来ないかな〜と
思っています。
さて、春の下呂と言えば森水無八幡神社の例祭。
『田の神祭り』と呼ばれ、飛騨路に春を告げる祭りとして
知られているものです。
「踊り子」と呼ばれる4人の若者が色鮮やかな花笠をかぶり
舞を披露することから、別名「花笠まつり」ともいいます。
いつごろから始まったのかは定かではありませんが、
400年前とも500年前ともいわれています。
稲の豊作を前もって祝う「予祝(よしゅく)」という、
中世以来の「田遊び(田楽)」の芸能がそのもとに
なっていると考えられています。
昔から変わらず大切に受け継がれているこの祭りは、
1981年に国指定重要無形民俗文化財となりました。
祭りは、2月7日の「神主(テテ)頼みの儀」に始まり
13日の試楽祭、14日の本楽祭まで厳かに行われます。
森水無八幡神社に到着した一行は境内にて御旅行列を行い
神主・踊り子が花笠踊りを披露します。
祭りのクライマックスでは、縁起物の「花笠(寄進笠)」・
「赤白団子」・「小竹箸(コイ箸)」が観衆の中に一斉に
投げられます。
寄進笠を手に入れると、その年一年、幸せに過ごすことが
できると言われているそうですよ。
祭りの進捗状況により時間が前後しますが、クライマックスの
「笠投げ」は15時30分頃から行われる予定です。
また、14日には森水無八幡神社前の通りに出店が並びます。
和風の少し変わったバレンタインを過ごしに来てみては
いかがでしょうか?!
2月13日(火)
試楽祭(しがくさい) 森水無八幡神社 19時〜
2月14日(水)
本楽祭(ほんがくさい) 下呂温泉合掌村 正午〜
本楽祭(ほんがくさい) 森水無八幡神社 13時30分〜
(天候により予定変更有)