第１０回甲州市えんざん桃源郷「ひな飾りと桃の花まつり」行ってきました。

１９世紀初頭に建てられた民家で甲州独特の切妻造り
江戸時代、薬草の甘草を栽培し幕府に納めていた高野家　通称「甘草屋敷」
現在は「旧高野家住宅」として重要文化財に指定されています。

母屋に入ると“圧巻”
大広間の三方が雛壇　天井からは吊るし雛で飾られていました。

ここに展示しているお雛様は、地域でお子様が大きくなり飾られなくなり寄付したものを大切に保存、展示しているそうです。

江戸時代中期の大きな「享保雛」、「御殿飾り」「木目込み雛」など沢山展示されておりました。

会場では観光ボランティアガイドの方が詳しく楽しく説明をしてくださいました。
今まで全然気が付かなかったのですが・・・一部ご紹介します。
・三人官女の内一人は眉なし又はお歯黒でした。この人は年長者で指導者又は既婚者を表している
・五人囃子はみんなおかっぱ頭。１５歳位の未青年が奏でていた
・お雛様を見るときは座って見る（親王は天皇・皇后だから？）
　

帰りにお土産屋さんに寄りました。
お店の楽しいおねえさんに勧められるがまま　地元産の味噌おでんや甘酒、草もちに干し柿　ゲット！！

「甘草屋敷」は塩山駅北口０分　電車の待ち時間に見学できます。
２月１１日〜４月１８日　9：00〜16：30（期間中無休）　☎0553-33-5910
入館料　大人300円　小人200円