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「津居山ガニ」は「松葉ガニ」と違うのですか?
カテゴリ : 食事・レストラン・バー更新 : 2010/11/10 10:47
まず「ズワイガニ」の中でも、丹後・山陰沖で撮れるものを「松葉ガニ」と呼び、
さらにそのなかでも、津居山漁港に揚がるものが「津居山かに」です。
「津居山かに」は「間人(たいざ)ガニ」と並んで、希少な高級ブランドガニと
呼ばれますが、その理由としてはまず「津居山かに」は「間人(たいざ)ガニ」が
ほぼ同じ漁場(丹後沖)で獲れるカニであるからと言えます。
カニの価値(美味しさ)を握る重要なカギは、
@漁場(生息域)
A鮮度(漁場からの持ち帰り所要時間)
の2点です。
丹後沖は、美味しいカニが育つ条件がそろった
日本でも有数のカニ漁場です。
その証の一つとして、「津居山かに」や「間人カニ」の甲羅には
黒いブツブツ(海ヒルの卵)がたくさんついてます(写真をご覧ください)。
これは、そのカニが養分満点の砂泥に生息している1つの証拠で、
岩場のようなところに住んでいることが多い通常の「ズワイガニ」と比べると
一目了然です。
また、同じ大きさの甲羅同士で比べると、通常の「ズワイガニ」の足より、
「津居山かに」や「間人ガニ」の足のほうが長いのも外見の特徴です。
そしてもうひとつの「津居山かに」を高級ブランドたらしめる理由は、
漁港から最高のカニ漁場への距離が片道1.5〜2時間と近い点です。
そのため、鮮度の良い獲れたてのカニを、
海底から引き揚げたその日のうちに、競りに並べることも可能なのです。
そんな価値ある「津居山かに」を召し上がっていただけるプランが
当館では【オール活ガニの究極フルコース】【特選カニフル】、
【極上コラボ♪】【極上カニフル】などプランで、
いずれも、「津居山ガニの姿造り」が付いてます。
確かに少し価格は張りますが、せっかく遠路お運びいただくのです。
その価値をご理解いただいた上で、「津居山かに」ご賞味いただければ、
地元人として、これ以上の喜びはございません。