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宵待ちの宿 萩一輪のお知らせ・ブログ
大河ドラマ「花燃ゆ」【節句餅】
更新 : 2015/4/4 15:12
ドラマで、河原で落ち込んでいる小田村伊之助を、文が慰めようとして差し出した、杉家の皆も大好きという、よもぎが練り込まれた「節句餅」。
江戸でも伊之助と大福餅を分けて食べるシーンもあり、「久しぶりに家の味を思い出した。雛の節句の時に食べる、よもぎの・・・」と語っているのが、この節句餅のことでしょう。
萩だけでなく、各地で節句に餅(かしわ餅やいぎの葉餅など)を食べる風習があり、ドラマでは杉家の餅は、よもぎ餅という設定でした(文が手をよもぎで染めているシーンもありました)。
松陰は実際に大福餅好きで、『松陰余話』という書物によると、遊学中は質素倹約に努め、「費用録」という出納帳を記しており、それによると高価だった書籍を買うため食生活は質素だったようですが、唯一の例外が「大福」で時々購入していたと残されています。
■大河ドラマ館で「節句餅」が楽しめます
文と萩物語「花燃ゆ」大河ドラマ館のショップで、「節句餅」が販売中です。
甘いあんこが入った柔らかいよもぎのお餅です。