今日は、だいぶ春めいた陽気の河口湖です。

現在の気温は10度くらいでしょうか。風がなく、日差しがあるのでとても暖かく感じます。河口湖の小学校では、今日が卒業式というところも多いはず。

卒業式といえば・・・やはり桜ですね。

河口湖では卒業式のシーズンに桜の咲くことはありません。三月の下旬とは言え、まだまだ気温は低く、桜の蕾も小さくて固い状態。

河口湖で桜の見ごろを迎えるのは、4月の10日過ぎぐらいでしょうか。天候によってズレるので、桜の蕾を観察しながら順次お伝えしていこうと思います。

さて、河口湖の桜はまだ少〜し先ですが、山梨県には全国でも有名な桜があります。

ひとつは身延山久遠寺の枝垂桜(しだれざくら)。

樹齢400年とも言われる見事な枝垂桜の古木で、久遠寺の勇壮なたたずまいとマッチして大変素晴らしい花風景を見せてくれます。

この桜だけでなく、身延山周辺は枝垂桜が沢山咲き乱れる場所。

民家の庭先や、身延山の宿坊としての寺々に植えられた枝垂桜は、年齢も古く、花付きも見事です。

一般的なソメイヨシノとは違い、少しピンク色の濃い花弁と、たおやかに春風に揺れる姿は、上品で、とても洗練された美しさ。

身延山久遠寺は山の中腹にあるので、境内から眺める山下の桜枝垂桜の光景も、大変素晴らしいものがあります。

久遠寺について知りたい方は以下のリンクより久遠寺公式サイトへどうぞ。

身延山久遠寺公式サイト
http://www.kuonji.jp/

また、身延山の枝垂桜の開花状況については以下で知ることができます。

身延山枝垂桜情報 2010(株式会社 せいしんさくらサイト)
http://sakura.seisin.kuonji.jp/

次回は、高山神代桜についてお伝えします