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レイクヴィラ河口湖のお知らせ・ブログ
河口湖で大名行列を楽しもう by レイクヴィラ河口湖
更新 : 2016/5/9 21:24
ゴールデンウィークも終わって小休止・・・ですが、河口湖は連日多くのお客様で賑わっています。
富士山の雪はだいぶ融けて、いよいよ富士北麓に初夏を告げる「農鳥」が現れ始めました。昨年より2週間ほど遅いでしょうか。
河口湖湖畔の桜や富士桜は散ってしまいましたが、これからはラベンダーの季節。河口湖ハーブフェスティバル会場のラベンダーの株も順調に大きくなっています。
今年も香り高いラベンダーの花を存分に楽しめそうです♪
さて、富士北麓を含めた山梨県郡内地方には京都と江戸を結ぶ古くからの街道があります。
特に有名なのが「ずいずいずっころばし」などの歌にも歌われる「お茶壺道中」が通った甲州街道。
京都の宇治茶を茶壺に詰め、それを江戸に運ぶまでの行列で、この「お茶壺道中」には御三家の大名行列さえも道を譲らなければならないほど権威があったと言われています。
静岡を経由する東海道ではなく、わざわざ甲州街道を通ったのにはわけがあります。
お茶は風味が大切なので、湿気と暑さは大敵です。
暖かく湿度の高い東海道はお茶を運ぶのに適していませんでした。
そのため木曽路と呼ばれる中山道を北上し、諏訪湖から甲州街道を使って江戸へと向かいました。
郡内地方には今でも都留市谷村町にその頃の風情が残っています。
毎年秋に行われる都留市谷村町の「八朔祭り」では、勇壮な大名行列や雅な山車が街に繰り出し、当時の賑わいを見るかのようです。
八朔祭りは秋ですが、初夏のこの時期みられる公家行列が富士五湖にあります。
■本栖公家行列
日*5月17日
本栖公家行列は300年もの昔から伝わる古いお祭りで、毎年5月17日に行われています。
徳川家康から命を受け、本栖関所で駿河国境の警備に当たっていた渡辺囚獄佑(わたなべひとやのすけ)が若者の士気を鼓舞するために始めたと伝えられている伝統行事です。
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