読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。

秋の長雨も過ぎてようやく安定した秋空が戻りつつある河口湖。連休でもないのに道路はとっても混雑していました。

秋になると富士山を見られる確率がグッと上がるのですが、残念ながら今日は富士山は雲の中。

晴れていても裾野まですっぽり隠れていることも珍しくなく、お客様からは「富士山はどこにあるんですか？」なんて訪ねられる事もしばしば・・・。

本来なら富士山は目の前にドドーンと裾野まで見えます! と説明するんですが、晴れているのに富士山だけ見えないというのが、ちょっと理解してもらえないこともあります。

河口湖から見た富士山の反対側は駿河湾です。暖かく湿った空気が海側から富士山にぶつかると、霧のような靄のような雲が生まれます。この雲に富士山がすっぽり包まれてしまうことが多く、晴天でも富士山を見られないことが多いのです。

これから冬になりますが、冬になると空気が乾燥してきます。富士山周辺では河口湖が特に空気が乾燥する地域となり、富士山がくっきり見えます。また、駿河湾から富士山にぶつかる空気も冷たく乾いてくるので、霧や靄に富士山が包まれる確率も低くなります。

冬は富士山を見る絶好の季節です。

これからの季節、富士山周辺の紅葉も美しいので、ぜひ一度お立ち寄り下さい♪