宿番号:320888
飛騨古川スペランツァホテルのお知らせ・ブログ
飛騨古川観光スポット【和ろうそく三嶋屋】
更新 : 2009/5/19 22:21
テレビドラマの舞台にもなった古川町壱之町の「三嶋屋」さんの和ろうそく。
和ろうそくの炎は、風もないのにときおり上下に揺れ動きます。土地のお年よりは「仏様が喜んでみえる」という風に話してくれます。見つめていると不思議と心が安らぐ、炎の揺らぎです。
江戸時代から続く「生掛(きがけ)和ろうそく」の老舗を守る三嶋順二さんは七代目。 全国でも和ろうそくを手作りで作っているお店は10軒もなく、その中で全て手作りでつくる店は、飛騨市古川町の「三嶋和ろうそく店」だけだと言われています。
•生掛(きがけ)とは、『混じりけのないものからできた』という意味です。
•掛けるとは、『幾度も幾度も塗る(塗りつける)、重ねる』の意味で、転じて和蝋燭の用語としては、『和蝋燭を作る』という意味でも用いられる言葉です。
•三嶋和ろうそく店の『生掛和ろうそく』は、原料の全てが天然の植物性。さらに全工程が手作業。匠によって受け継がれている本物の『生掛和蝋燭』です。
三嶋順二さんはお話し好きで大変気さくな方です。
伝統の技だけでなく、古川の人情にも触れることのできる癒しのお店です。