宿番号:322386
城崎温泉 料理旅館 よしはるのお知らせ・ブログ
「水カニ」=「すっとん」なわけ
更新 : 2009/2/7 16:56
こんにちわ。
今日は、旅館の料理にお出ししていない種類のカニを紹介しています。
個人的に食べたものですので、誤解しないでくださいね。
お客様には、おいしい松葉ガニをご用意しておりますのでご安心ください。
「水カニ」はひとつ前のブログに書いたとおり、
脱皮したてのカニで、とーーっても殻が柔らかいです。
それだけでなく、身もあまり入っていなくて、
「水カニ」と名前が付いている通り、
殻を剥がしてみると、水・・じゃなくて、海水をいっぱい含んだ身になっています。
そのため、火を通すと、写真に載っているように、縮んで、すっごい小さくなります。
地元では身が入ってないってことで「すっとん」という名前が付いています。
海水を含んだ水カニなので、
海水の塩の濃さのカニの身は、しょっぱくてしょっぱくて、
カニ刺しにもできませんし、カニすきなんてしてみると、ダシがしょっぱくなりすぎて、
はっきりいって美味しくない・・・(実際に試してみたので間違いないです)
じゃあ、カニ味噌はどうなの?と思い、
カニ味噌甲羅焼きを試してみたら、
カニの甲羅も薄くて柔らかいので、火をあぶると、焼けて穴が空いて悲しい結果に・・・。
水カニの甲羅を焼くときは、違う容器に移し換えた方がいいですね・・・。
いろいろ、水カニを試した結果!
水カニの身の食べ方で一番おいしいのは、カニのしゃぶしゃぶですね。
昆布だしくらいの薄いダシに、水カニをしゃぶしゃぶして半生状態で、
食べるのが一番おいしいと思います!
塩味が物足りないときは、ポン酢につけて食べるとめちゃうまですよ♪
水カニは、お手頃な値段で手に入るので、いいかもしれませんね。
※注意 水ガニは旅館の料理にはお出ししておりません。
今日のブログはあくまで個人的に食べたものです。