宿番号:322540
あわかん(旧:淡路島観光ホテル)のお知らせ・ブログ
【スタッフブログ】豊かで美しい里海再生シンポジウム
更新 : 2022/12/2 18:59
こんにちは、淡路島観光ホテル 広報担当の山下です。
本日は、兵庫県が推進しています「豊かで美しい里海の実現に向けた取組」に賛同し、去る10月29日の「ひょうご豊かで美しい里海再生シンポジウム」に弊社、代表取締役の上村早苗がパネルディスカッションのパネリストとして登壇いたしましたことの報告です。
シンポジウムの概要
主催 兵庫県
プログラム
(1)事例発表 兵庫県栄養塩類管理計画について・兵庫県環境部水大気課(2)講演 瀬戸内海の栄養塩類はどこまで管理できるのか?
大阪大学工学研究科地球総合工学専攻 准教授 中谷 祐介(3)パネルディスカッション
海のテロワール「おいしい資源循環」の地域デザイン
(コーディネーター)
神戸新聞社経営企画部 専任部長 編集委員 辻本 一好
(パネリスト)
淡路島観光ホテル 代表取締役 上村 早苗
株式会社リヴァックス 取締役 畑井 浩希
兵庫県漁協青壮年部連合会 会長 山崎 大輔
兵庫県水産技術センター 上席研究員 西川 哲也
兵庫県環境部長 菅 範昭 (以上、敬称略)
(4) 講演 さかなクンのお魚と環境の話〜ひょうごの海の豊かさを守ろう〜
私どもは、大阪湾に面した海の恩恵を存分に受けながら、旅館を経営しています。
昨今、みんが大好きだったはずの海が敬遠される存在に変わっていると危機感を抱いております。
たとえば、夏に海水浴ではなくプールの方がいいという親子連れや、当旅館で初めてお刺身を食べたという子供たち、この子供たちの親世代が自然の海はなんとなく怖い、プールの方が安心、魚を食べさせるのは面倒といった海離れが進んでおり、このままでは海に囲まれた島国でありながら、海に関心のない人が増えてしまいます。
そこで微力ながら私どもにできることは、旅行という娯楽の中で、海をおもいっきり使った「釣り体験」を通し、お子様が海や魚と自然と触れ合える機会を創出してまいります。この体験を通し、海って楽しい、魚っておいしいと海に関心を持つ人を増やしていくことが、海という貴重な財産を未来に継承していくことの一助になると信じております。
これが、海の恩恵を受けながらビジネスをしている私どもの使命と感じております。
このように、旅行しながら、遊びながら、まずは海に触れてもらう、海を好きになってもらうことを念頭に活動してまいります。