宿番号:322540
あわかん(旧:淡路島観光ホテル)のお知らせ・ブログ
【スタッフブログ】2023年のスタートは淡路島の初詣で
更新 : 2023/1/1 12:23
皆様 新年あけましておめでとうございます。
淡路島観光ホテルの接客係の齋藤です。
昨年に引き続き本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年、初詣。
淡路島と言えば「淡路島七福神めぐり」。
淡路島七福神めぐりとは、淡路島を七福神が乗る宝舟に見立てて、
島内各所にある7つの七福神がまつられているお寺を参拝し、
周ることです。
7つのお寺というのは、「八浄寺」「宝生寺」「智禅寺」「長林寺」
「覚住寺」「万福寺」「護国寺」のことで、それぞれに神様が
まつられています。
私が一番好きなお寺は淡路島七福神の一番霊場である
万福寺(まんぷくじ)です!
万福寺の神様は律儀の神である恵美酒太神(えびすたいじん)です。
七福神の中で唯一日本の神様でえびす神、えべっさんです。
えべっさんなので、商売繫盛・五穀豊穣・家内安全などのご利益があり、
釣竿と鯛(たい)持っていることが特徴です。
万福寺は、幸せの釣り方を授けてくださる寺院なのです。
山門をくぐると色々なところにえびす様がいてお出迎えしてくれます。
手水鉢に・・・
屋根にも・・・
が、何と言っても本堂のえびす様が見事です。
高さ約2メートル、重さは約900キロ
日本一大きなえびす様です。
そして、私が万福寺を好きな理由がもう一つ。
万福寺は1200年の歴史があり、
淳仁天皇陵の墓守をする僧侶のために
作られた宿坊が元となった由緒あるお寺なのです。
淳仁天皇は天務天皇の孫で758年に即位しましたが、政争によって
淡路島に流され33歳で亡くなったと伝えられています。
本堂に祀られている2体の台日旅来は淳仁天皇とそのお母様の冥福を
いのるためのものだそうです。
万福寺の西約500メートルのところに淳仁天皇陵があり、
えびす様は陵を見守り続けているのです。
悲劇の天皇が眠る陵
万福寺は御陵の安穏と民の安泰を祈念する
お寺なのです。
陵を見守る寺・・・
歴史好きにはたまらないですね。
陵の方を見ながら、悲劇の天皇に思いをはせてみてはいかがですか?
おすすめ土産は、「門守り(1,000円)」。
一年のはじまりに玄関に飾ると、福が来るといわれています。
<万福寺>
0799-54-0244
南あわじ市賀集鍛治屋87-1
8:00-17:00
当館より車で40分。
皆様のお越しをお待ちしております。
最後まで読んで下さって有難うございました。