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城崎温泉 お宿 白山 はなれ「里山の四季」のお知らせ・ブログ
京都人もびっくり!大きな85年前の梁です♪
更新 : 2013/3/24 11:20
先日、京町屋を再生されている設計士さんが2名お越しでした。
ご宿泊ではなく、白山の京都事務所の件での打ち合わせでしたが、
最初、さなえ田で打ち合わせしていて、さなえ田の大きな梁にびっくり^^
さなえ田は、新築ですが木造を現在の建築基準法に合わせるために
こんな大きな梁なんですよ〜とお話していて、
では、ついでにお隣の離れ『里山の四季』もご覧下さいね^^
と離れを見学頂きました。
お2人とも入られたとたんに、天井の梁にびっくり^^
「この建物85年前に先々代が建てたんですよ^^」
と申し上げると、すごい!すごい!と
大喜び^^
高天井の503号室をご覧頂くと、「え〜何これ?
天井の高さ5mはありますよね??」
「この天井の梁、全部昔、うちの持ち山から切り出してきた
但馬の木材なんですよ。」
と言うと感心しきりで、「今では、こんな贅沢な事できませんよね〜」
と大変喜んで頂きました。
総じて京町屋は繊細ですが、柱などは雪が降らないせいで、
但馬に比べると細いのが特徴です。
お2人の設計士さんは、京町屋の保存と再生に取り組んでおられるので、
「大変参考になります!入り口の「せせらぎの湯」の
前庭のせせらぎもリフォームでこんなになるんですね〜」と
喜んで帰っていかれました^^
ついでに入り口の貸切露天の「せせらぎの湯」もご覧頂いて、
洗い場に畳が使用してあるのが新発見だったのと、以前は枯山水だった庭を
地下水を利用したせせらぎの庭を作ったお話をしたら、
それが印象に残ったようです。
離れ『里山の四季』は、平成16年に以前の自宅をリノベーションして
現在の露天付き客室にしましたが、外観はそのまま、使用している
梁はそのままです。
但馬の古民家の様相をなるべく残すべく私と工務店さんとで、
頭をひねって設計してデザイナーさん等は入れていませんが、
本職の京都町屋の再生に携わっておられる若い方に喜んで頂き
なんとなく、うれしかったです^^
離れに入るとなんとなくほっこりするのは、昔の木材のせいなんでしょうね。
そろそろ裏山のうぐいすの声も聞こえます。
春の露天付き客室をぜひお楽しみ下さいませ^^
館主
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