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ホテルニューアワジのお知らせ・ブログ
【お土産】あわじオレンジスティック<街角編>
更新 : 2009/7/31 13:30
みなさまこんにちは!
ホテルニューアワジの吉田でございます。
なかなか明けない梅雨ですが、本日はカラッとした青空が広がり気持ちがいいですね。
さて本日は街歩きのついでにちょっと立ち寄ってお買い求め頂きたい人気のお土産のご紹介です。
洲本市の中心地本町堀端筋の一角に昭和初期創業の老舗の御菓子処「長手長栄堂」さんがあります。こちらのお店では昨年姫路でも開催された歴史ある「全国菓子大博覧会」の金沢大会(一九九四年)で最高賞にあたる名誉総裁賞を受賞した「あわじオレンジスティック」が大人気です。
このオレンジスティックには淡路島特産の「鳴門オレンジ」のピールが使われます。まずオレンジの皮をゆでて、冷水に数日間さらします。さらに砂糖だけで炊いて缶に詰めます。ひと夏を経て、取り出して再び火にかけ、グラニュー糖をまぶしたものが特産の「鳴門漬け」と言います。この鳴門漬けにビターなベルギー産のチョコをコーティングしてオレンジスティックの出来上がりです。
長手長栄堂さんが使用している鳴門オレンジは、淡路市の契約農園の日当たりのよい東側の斜面を使い、減農薬で丹精をこめて生産されています。鳴門オレンジ、というと徳島特産のフルーツなのか?と思ってしまいますが、これはかつて淡路島は徳島藩に属していたという名残から(話が長くなるので割愛しますね)。200年ほど前に徳島藩の家臣が唐柑のタネを庭にまいて得た実生に起源すると伝えられ、藩主である蜂須賀氏によって栽培が奨励されたそうです。
淡路の一部の土地でしか育たない、れっきとした淡路特産のフルーツなんですよ。もともとは鳴門オレンジスティックと呼んでいましたが、明石海峡大橋の開通を前に「あわじオレンジスティック」と改名しました。砂糖の甘さ、皮のほろ苦さ、甘すぎないチョコの組み合わせが意外とマッチしていて、とても美味しいですよ。コーヒーのお供にぴったり。砂糖漬けが苦手な方も結構いけるんじゃないかと思います。ぜひお買いもとめ下さいね。
名称 長手長栄堂
住所 兵庫県洲本市本町5丁目3-26
(堀端筋三井住友銀行前)
電話 0799-24-1050
地図 http://tinyurl.com/l9fp3c