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    八上姫と大国主命

    更新 : 2015/1/31 19:57

    こんばんは。

    フロント高橋です。

    今夜は鳥取県の神話を一つ紹介します。

    古代―大国主命(おおくにぬしのみこと)が須佐男命(すさのおのみこと)
    の命令で国づくりを始める少し前の話です。

    神々の里出雲で大国主命の異母兄弟八十神(やそがみ)達は、因幡の国八
    上の郷(現河原町)に美しい姫がいると伝え聞き、この八上姫をめとろう
    と考えました。

    八十神達は、弟の大国主命に八上姫への贈り物をすべて持たせると、弟を
    待つことなく因幡の国へと向かいました。途中の海岸で傷ついた白ウサギ
    が泣いていましたが、八十神達はこれに誤った治し方を教えて笑いものに
    し、大国主命はわけを聞いて助けてあげたのです。

    先に八上の郷にたどり着いた八十神達は八上姫に求婚したが、ことごとく
    断られてしまい。やがて遅れて着いた大国主命に八上姫は「私の慕うお方
    はあなたです」と告げる。姫は、一目で人となりを判断できる聰明な女性
    でした。

    その後の話。二人は八上の郷で幸せな結婚生活をはじめ、やがて子供を
    もうけた。
    これをきっかけに、姫は夫とともに出雲に行くことになったが、そこに
    待ち受けていたのは正妻の須世理姫(すせりひめ)。
    気性が激しく嫉妬深い彼女と折りが合わず、八上姫は子供を残して因幡
    へ帰りました。

    傷心の姫を郷の人々は優しく迎える。
    そして、姫は死後、売沼(めぬま)神社にまつられ、その裏山にある嶽
    (だけ)古墳は、姫の墓と伝えられている。

    二人のロマンスにちなんだ地名が鳥取市河原町には今も残っています。
    例えば、大国主命が贈り物をつめた袋を捨てた千代川の河原が「袋河原」、
    恋文を書いたところが「倭文(しどり)」。
    また「円通寺」は、二人が縁を通じた「縁通路」に由来すると言われています。

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