おはようございます。
本当に秋らしい気候になって参りました。


城崎の秋・・・といえば、「だんじり」です。
だんじりと言えば岸和田を想像される方が多いと思いますが、
城崎にも実はだんじりがあります。


城崎のだんじりが知られていない理由はただ１つ。
城崎人の、城崎人による、城崎人のための祭りだからです。
観光目的の祭りではないため、宣伝も積極的にされていません。


城崎のだんじりは、大阪出身の若女将から見ると、色々複雑なのですが、
簡単に言うと、

１、城崎にある四所神社の神輿が、外湯をめぐって祈願する。
２、上部（かみぶと読みます。城崎の中央を流れる大谿川の上流の地域）の山車（台と言います）がお伴をする。
３、そこへ中部（なかぶと読みます。大谿川中流の地域）と
　下部（しもぶと読みます。大谿川下流の地域）の大だんじりがお伴したいと名乗り出る
４、でも、台は仲間に入れない　　←そもそもここが理解できない…
５、なんで仲間外れにするんだよー！！と大だんじりは怒り、台の行く手を阻もうとする。


こんなストーリーが基本にあり、
台　VS　大だんじり　のバトルがあちこちで展開されるのです。


さらに、大だんじりは中部と下部で担がれているので、
「こっちに行ったほうが行く手を阻めるんでは？？」
「いやいや、こっちからのほうが良い！！」と、
中部　VS　下部　のバトルも展開されるのです。


あぁ、忙しい・・・もしくは騒がしい
なんて言ったら、城崎では生きていけません（本気）
理由は・・・次回に続く。