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城崎温泉 幸楽園(こうらくえん)のお知らせ・ブログ
【城崎の歴史】与謝野晶子と城崎
更新 : 2012/12/30 12:02
おはようございます。
城崎には過去、沢山の文豪が訪れていますが、その中には与謝野鉄幹・晶子夫妻もおられます。
一の湯の横には夫婦の短歌を模った石碑もございます。
ひと夜のみねて城の崎の湯の香りにも 清くほのかに染むこころかな 与謝野 寛(鉄幹)
日没を円山川に見てもなほ 夜明けめきたり城の崎くれば 与謝野 晶子
。。。短歌の奥深さを述べるには、若女将では余りにも浅はかでございますので、<BR>紹介のみにさせていただきます。
ところで、この夫婦、実は不倫から始まった関係なんだとか。
まだまだ女性の立場が低い時代に、開放的で情熱的な短歌を歌った晶子ですが、
そんな恋だったからこそ、なのかもしれませんね。
そして、二人の間には12人の子どもが!
若女将は1人でいっぱいいっぱい、12人なんて想像もつきません・・・
しかも、鉄幹の歌は段々売れなくなり、家計も晶子がやりくりしたそうです。
なんともエネルギッシュですねぇ。
なぜこんなに与謝野夫婦の話をするのかって??
実は、第19回 与謝野晶子短歌文学賞が、城崎で開かれます。
一般部門と、青春の短歌(中学生・高校生部門)に分かれ、自由詠の選考が行われます。
そして、平成25年6月22日(土)、城崎温泉での発表会で歌会を開催されます。
詳細はこちらまで。
まだ短歌の受付期間がありますので、文豪になりきって城崎で歌の制作・・・
なんていうのも良いかもしれません。
また、そんな大きな文学賞に応募するなんて・・・という方には、城崎 歌のポストをご利用下さい。
こちらは3月末の選評ですので、お早い目に・・・
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