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日本酒の香りと味わいについて(その3)
更新 : 2010/8/17 12:47
皆さん、いかがお過ごしですか?料飲部の堀井です。
さて、今回も香りと味わいについての続きで、軽快でなめらかなタイプ「爽酒(そうしゅ)」についてお話をさせていただきます。
このタイプは、淡麗辛口で誰にでも好かれる日本酒です。香りは全体的に控えめでもありますが、新鮮で清涼感のある香りを持っていますので、なめらかな味わいが特徴になります。このタイプは、普通酒・本醸造酒・生酒が主になります。
軽快でなめらかタイプ「爽酒(そうしゅ)」の適用温度は5℃雪冷え(ゆきひえ)〜10℃花冷え(はなひえ)がおすすめでしょう。フレッシュな味わいが特徴的なこのタイプはしっかりと冷やす事で特性が引き立ちます。また、味わいの成分内には刺激的な要素が少ないので、冷やしすぎた場合でも美味しく飲むことができます。
この暑い時期にはもってこいの日本酒かもしれませんね。さて次回は、コクのあるタイプ「醇酒(じゅんしゅ)」についてお話をさせていただきます。お楽しみに!