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夢海游 淡路島のお知らせ・ブログ
淡路島の気になる神社
更新 : 2013/7/21 22:50
みなさん今日は、歴史関係ブログ担当の長尾です。
今回は洲本市の郊外にある、本山が京都にある有名な神社を紹介してみましょう。
まずは青雲中学校の前にあります、「貴船神社」です。
この神社の御祭神は「たかおかみのかみ」「くらおかみのかみ」です。
この神様は「祈雨」「止雨」「灌漑」のかみさまです。
要するに水の神様で「龍神」であると言われています。
この2神は「イザナギ」が「カグツチ」を切り殺した際に飛び散った血から生まれた神様だといわれています。
さて、洲本の貴船神社の起源ですが、創立年ははっきりしていません。
鳥居には1812年・狛犬には1819年に建立されたと記してあります。
言い伝えによると、昔豪雨があって洪水になりこの一帯に大きな被害をもたらしました。
住人は挙って天に平穏を祈っていました。
その時、御神像を背中に乗せた亀が川上から流れてきて池の水面に浮かんできたそうです。
御神像は採光を放ち池の中の岩の上に立っていたそうです。
すると忽ち豪雨と洪水が収まって平穏がおとずれたそうです。
住民たちは神威に驚いて、神殿を建立してその御神像を納めて長く尊崇したそうです。
と、これが洲本の貴船神社の始まりだと伝えられています。
この時御神像が立っていたといわれている岩が、境内に残っており、「神足跡」「亀休石」として説明文付きで残されています。
このような話は各地にありますよね。
大体、御神像は神様の使いとされる動物に乗ってきます。
例を挙げると、春日神社→鹿 天満宮→牛 住吉大社→兎 日吉大社→猿
諏訪大社→鶴 八幡宮→鳩 稲荷神社→狐
まだありますが、それはまたの機会にさせていただきます。
では今回のブログはこの辺で失礼させていただいて、また次回のブログでお目にかかります。
尚、これより後の回は、1ブログにちつき1神社で書いて行きたいと思っています。
勝手に内容を変更ばかりして申し訳ありませんが、ご容赦ください。
※写真は洲本の貴船神社です。