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有馬温泉
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    有馬温泉の【お土産】 有馬人形筆 灰吹屋西田筆店

    更新 : 2009/7/18 9:38

    奈良時代に、孝徳天皇は、お妃の宝皇女に御子がないのを嘆かれていましたが、有馬温泉に逗留されたところ間もなくご懐妊し、お生まれになったのが有間皇子であると古事記に記されています。

    そんなエピソードからヒントを得て、1559年(永禄2年)、神戸の伊助という人が人形筆を考案したと伝えられています。昔は現在の細筆と同じ体裁の筆軸でしたが、大正末期から何重にも絹糸を巻いた、色鮮やかな形になったそうです。しかし、大正時代まで、4〜5軒あった人形筆作りの店も、今では灰吹屋西田筆店だけになりました。

    現在は、六代目の西田光子さんとお嫁さんの明子さんが伝統を守っています。光子さんは、この道60年という大ベテランです。23才で嫁いで来られた時に初めて人形筆を作り始め、見よう見まねで覚えたとお聞きしました。

    筆を立てると可愛い人形が「ピヨョコッ」とかおお出す有馬人形筆は、全国からファンが買いに来るという逸品です。このからくりは長い伝統のある特許のようなものなので、ご先祖から代々伝わってきた家伝の秘密だったのですが、光子さんが、せっかく面白い仕掛けだからと、すべて公表されたそうです。

    また、細筆とセットになったものは習字が好きになる様にという願いが込められており、赤い着物の女人形と緑の着物の男人形がセットになった夫婦筆は、子宝授与の縁起物と言われています。

    屋号の「灰吹屋西田筆店」について伺ってみましたが、光子さんにもはっきり分からないとのこと。
    昔、ご主人に聞いたところでは、筆には油が付いているので、灰で油を取っていたところから来ているのではないかというお話でした。

    今では一軒だけになりましたが、光子さんがお嫁さんに来られた頃は、西田筆店のあたりは筆屋町と呼ばれるほど筆屋さんがたくさんあったそうです。私たち龍泉閣スタッフも、有馬でしか手に入らない、からくりの筆、「人形筆」をこれからも大切にしていきたいと思います。

    〜灰吹屋西田筆店〜
    営業時間 9:30〜18:00  
    定休日:水曜日  
    Tel 078-904-0761

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