宿番号:325248
ルートイングランティア飛騨高山 和蔵の宿のお知らせ・ブログ
北飛騨の森・・天生(あもう)湿原へ行ってきました。
更新 : 2013/6/12 7:07
岐阜県が全国に誇るふるさとのじまん「岐阜の宝もの」に選ばれた『天生県立自然公園』は、木の精が棲む「いのちの森」である。ブナの原生林や花々が咲き競う湿原が、季節によって表情を変え、樹齢およそ300〜500歳ともいわれるカツラの巨木たちが優しく迎えてくれる、天生県立自然公園を歩いてみませんか?今の時期には緑が深まり、夏には生命の息吹を感じさせるようなさわやかな新緑の表情を見せてくれる。公園内の遊歩道はよく整備され気持ちよく回ってくることができる。コースに入ってすぐに「熊に注意」という看板にギョッとさせられるが、そんな雰囲気の森である。
この公園のよいところは、体力に応じて選べるコースであり、ビギナーも安心して山歩き入門編として歩ける道である。原生林と湿原は花と野鳥の楽園である。私が歩いた6月10日の午後には、まだミズバショウが盛りでありウグイスが鳴いていた。また、コースのあちこちに雪がたくさん残っており、残雪の上を歩くこともできる。コース上に雪のあるところもある。湿原地帯を歩くのでぬかるんでいるところもあり、履物の選択に気をつけなければならない。
場所は河合町から白川郷へ抜ける国道360号の峠にある。ところどころ少し狭いところもあるがドライブにはもってこいの道路である。深い谷のそばを通っていくスリル感もある。飛騨市古川町から50分ぐらいのところにある。今年は6月8日から白川郷へも通行できるようになっていた。冬期通行止が長く、ほんの短い期間しか通行できない。
体力づくりの一環として運動不足の解消として、ぜひ歩いていただきたい。