月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也…
国語の教科書でおなじみ、『奥の細道』。
作者・松尾芭蕉が、ここ山中温泉に訪れたのは
何と、320年前…

ここで一句。
「山中や　菊は手折らじ　湯の匂ひ」。
言っておきますが
私の句ではないです(笑)スミマセン。
俳聖芭蕉の名句です。
でもコレってちょっと意外な句なんですよね。
というのも芭蕉翁は、温泉嫌いとい説が…
山中の湯に浸かれば、重陽の節句の菊酒を
飲むまでもなく、不老長寿になれるよ！
なーんて絶賛しちゃってますが、
山中に来て、いきなり温泉好きっぽいじゃないですか…
いやはや、旅はシテミルもんだねぇ。
って思ったか、思ってないか、不思議な一句。

そんな芭蕉トリビアがいっぱいの
芭蕉祭が今年も、9/10-18の期間、開催されます♪
俳句好きの人にぴったりなイベントはもちろん、
山中道中流しあり、野点あり、森林浴ツアーあり、JAZZあり
とにかくイベント盛りだくさんです。
（今年はなんと！ケイコ・リーさんのライブも♪）

芭蕉翁にならって、
新たな自分を知る再発見があるかも？