宿番号:325977
大人の隠れ宿 南房総温泉 割烹旅館清都のお知らせ・ブログ
パワースポット探訪☆(館山市)〜布良崎神社〜
更新 : 2013/4/9 23:48
國鎮護 布良崎神社(めらさきじんじゃ)は、海のそばの神社。
青い空がよく似合いますね。
安房神社は、実は一度遷移しており、その前はここ布良にあったと言われています。布良崎神社はかつての安房神社の跡地に建てられたと。
この辺の説明を、布良崎神社のWebサイトから抜粋してみます。
「紀元前660年
天富命一行が、布良海岸のうち阿由戸(あゆど)の浜・駒ヶ瀬に上陸。
駒ヶ瀬神社を駒ヶ瀬に創設。
安房神社(女良崎神社)を布良本郷の上ノ谷・下ノ谷に創建。
西暦717年
安房神社を現在の地(館山市大神宮)へ遷座。
旧安房神社跡地に布良崎神社を創建。」
その他参考:布良崎神社のサイト
http://merasaki.sub.jp/page/page1.html
このため、安房神社と布良崎神社を二社一体とする見方もあり、
また地元の人には、この辺で最も位の高い神社と尊ばれています。
立派な石に囲まれた高台は、お城のようでもあります。
階段をのぼって、後ろを振り返ると、布良の海が見えます。
右に見える陸は、洲崎神社や灯台のある洲崎です。
すぐとなりが民家でありながらも、この広場を有した神社は単に気持ちがいいだけでなく、神聖な雰囲気を感じます。
こう言ってはなんですが、愛嬌のある狛犬。
海が近くなためか、神聖でありつつも、どこか抜けた開放感のようなものも感じます。
拝殿です。お賽銭箱が、木の柵の内側にあるのも微笑ましい。
二の鳥居と一の鳥居が写るように。
天気がいいと、この二つの鳥居の間になんと富士山が見えるそうです。
かつて電柱など無かった時代、二つの鳥居の間に臨む富士山は、それは神々しく見えたことでしょう。
キリッと空気が澄んだ日は、こう見えていたのでしょうね。
布良は、逗留中に「海の幸」を描いた、画家の青木繁も愛したまちです。
今でも何名かの漁師さんが現役の港町、布良での日々にインスピレーションを得て、
名画「海の幸」は誕生したと伝えられています。
漁港の近くに車を停めて、ここまで歩いてきたところ、
車で通るには若干狭いものの、のんびり歩いてみるとちょうど良い感じです。
祭礼の時期は、祭りに熱い地域の人たちで賑わうのだろうな、と感じさせる神社でした。
13