宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    /// 冬は松葉蟹 松葉か紅ずわいか /// 

    更新 : 2009/10/26 0:15

    今年の松葉蟹の解禁は11/6(金)!いよいよ始まります。

    9月「底引き漁」解禁、松葉蟹より一足早く解禁の「紅ずわい蟹」、最近ではブランドの「香住ガニ」が全国区になり、テレビ放映はされてますが、何といっても、やっぱり食通は本物の松葉蟹でしょう。

    さてさて違いは?
    【松葉蟹】
    松葉蟹とは、日本海側・山陰(島根県、鳥取県、兵庫県、京都府)で水揚げされた「ズワイガニ」のオスの総称です。地方で呼び名が異なります。(松葉蟹の解禁は11月上旬〜3月下旬)その中で、「松葉蟹」は身入り・味ともに絶品で珍重されています。メスも呼び方が各地で変わり、浜坂では「セコガ二」や「子持ガニ」と呼ばています。

    松葉蟹は沖合底曳き網漁法で、網を曳きながら海底にいる蟹を捕ります。浜坂港は、松葉蟹の水揚げ量も日本一で、底曳船も大型船が数多く、設備も整っているため新鮮な蟹が多く取れるのです。本場浜坂の蟹には青色のタグが付いてます。

    【紅ずわい蟹】
    形と大きさは松葉蟹に非常によく似ているため、よく間違えられますが、生は松葉蟹は褐色ですが、紅ずわい蟹は鮮やかな紅色をしています。湯がくと松葉蟹も紅色になるため区別しにくくなりますが、裏を見ればすぐわかります。松葉蟹はクリーム色に対して紅ずわい蟹は表も裏も鮮やかな紅色です。(紅ずわい蟹の解禁は9月上旬〜5月下旬)

    日本海側ではもっぱらかご漁業によって取られます。生息水深が松葉蟹よりさらに深く、水深500m〜 2,500mぐらいの海底に魚の切り身を入れたかごを沈めて取ります。

    紅ずわい蟹の肉質はやや水っぽいことや、鮮度落ちも速く蟹独特臭いが出てきます。そのために松葉蟹の価格に比べ1/5前後とかなり安いが、濃厚な甘みがあり、松葉蟹より刺身などには適していると思います。

    両方とも山陰を代表する味覚です。ぜひご賞味を!
    値段は高いが、やっぱり松葉蟹は蟹の王様ですね。

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