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★田君川のバイカモが少し咲き始めました
更新 : 2010/4/19 1:07
毎年、小さい綺麗な花を咲かせるバイカモがどれぐらい咲いているか、天気もいいので朝野家から車で15分の田木君川バイカモ公園まで出かけてみました。
全国的に絶滅の危機に瀕しているバイカモ(梅花藻)、期待をしていったのですが、ここのところの天候不順で川の水量が上がっています。浅瀬の一部では少し花の咲いているところがありますが、ほとんどの沈水葉が水に揺れて緑色に輝いています。本当にきれいな水が流れています。
田君川は年間を通じて豊富な自然湧水があり、3月から8月の水温は8度〜18度と安定していて、季節変動幅が小さく夏でも20度以下であり、バイカモが年間を通じて生息できる環境にあります。
また田君川のバイカモは、京大の現地調査によると「バイカモの群生地としては世界的な規模で、しかも海岸河口から4キロ、標高も10数メートルの低地の群生地は珍しく、学術的にも極めて貴重な価値がある。」と太鼓判をおしています。
バイカモ(梅花藻)は、日本の特産種で北海道から九州までの河川に生息するキンポウゲ科の水生生物で川底に群生し、川の流れに沿って這うように育つ多年草です。
水中に広がる沈水葉は鮮やかな緑色をしています。小さな花だけを水面から顔を出し咲かせ、その名のとおり梅花に似た五弁の白い花で、直径は1.5〜2cmくらい、5月〜9月頃花を咲かせます。
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