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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
★黒いトンネルはしいたけの日傘 朝野家農作業部
更新 : 2010/5/15 17:53
この黒いトンネル列は何だかわかりますか?
しいたけの日傘です。わかった人はえらい!!
晴天が続きすぎると乾燥しすぎて、しいたけは出てきません。
安全な食材をめざす朝野家農作業部は、しいたけ菌の保護のためと熱の吸収、湿蒸発防止に、黒いビニール網をかけているのです。
しいたけ栽培は楢・ブナなどの広葉樹の幹や枝(ほだ木)に、人工的にしいたけ菌を入れて木の栄養分で作ります。菌を入れる作業は原木にドリルで穴をあけて、金槌で弾丸状に固めた菌種を打ち付けます。
白丸の発泡スチロールはしいたけ菌を雑菌から保護のため、直射日光が当たらないためと打ち込みやすいように付いてます。ほだ木を見ると白い丸のところに菌が撃ってあって、そこを中心にしいたけが出てきます。
朝野家では2000本のほだ木があります。
乾燥時期はくんだほだ木の上から網をかけて、風で飛ばないように紐でくくります。
今年はカラ梅雨なのでいつはずすのやら・・・。
雨が続けばはずして、木にあたるようにしてあげるとたくさんのしいたけが顔を覗かせます。
中は暖かく、蒸し蒸しして、しいたけの生育に好条件。
しいたけの世界でもあわて物はいるもので、大慌てのしいたけは網の穴間から、出てきて成長します。
朝野家農作業部では、安全・安心の食材作りを目指しています。
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