湯村温泉　ゆけむりの宿　朝野家のお知らせ・ブログ

夏になると美味しいものが変ります。

山の中に見える湯村温泉・朝野家ですが、海まではたったの９キロです。
近くには松葉蟹・ほたるイカ日本一の浜坂港、香住がにの香住・柴山港、はたはたや岩牡蠣で有名な賀露港など鮮度抜群です。

昨日、夏写真のイメージ撮りが行われました。朝から、調理場は撮影のための仕込みが始まります。
季節の変わり目ではしりの物が入ってくる食べに、撮影していきます。今から撮影すると旬の時期に間に合うのです。

夏といえば鮎。
解禁になったばかりの鮎。まだ小さいのですが、形の良いものばかりを塩焼きにして・・・。
アク引き塩で、踊り串を打って、泳いでいるように焼いていきます。
こんがり焼けば・・・。びく（肴籠）に笹を敷き、炭を入れて香ばしい笹の香りに鮎を入れます。たで酢で食べれは最高です。

暑い夏場は鱧の季節。
梅雨の後に捕れる鱧は脂がのり、骨が軟らかくなり、皮も薄くなのので美味しいとされてます。
やっり落とし(湯引き)のボタン鱧を梅肉でさっぱりと頂きたいですね。白い鱧は竹の緑にも映えます。氷を盛ったガラスの器で、鱧しゃぶもいいですね。

アワビも岩牡蠣、サザエも美味しいです。
アワビはコリコリと刺身、それとも炭火焼き。

飛魚(山陰ではあごといいます)はかかせません。
普通はつみれ汁か塩焼き、刺身も美味いのですが、朝野家ではカルパッチョがお勧めです。
とびこ(飛魚の卵)とあわせて親子カルパッチョは、美味しくて食が進みます。

他に白いかなどもあり、山陰の海食材の季節が始まります。美味しいですよぉ〜！