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宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    温泉力 源泉・荒湯で湯がいた玉子は最高に美味しい

    更新 : 2010/8/1 1:22

    源泉の荒湯は、98度の高温を有する温泉で、1分間に470リットル自然湧出をしています。

    最近、地中深く掘ったり、ポンプで強制的に組み上げるのでなく、1200年前からコンコンと湧き出ているのです。

    旧火山の白山火山帯の麓なので、そんな高温泉が出ることすら珍しいのですが、照来(てらぎ)断層と湯村断層の割れ目に沿って、温泉が吹いて出ているのです。地中の中ではかなりの圧力が掛っているため、水の沸点はかなり高くなり、地表に出てきた時に空気の1気圧で沸点100度に下がる。

    湯村温泉は高温になる原理でしょう。

    地中では重力で加圧されているため、まるで圧力なべのように、温泉水へのミネラル分がより浸透しやすくなります。

    しかも時間をかけて出てきますから、ポンプアップのように地中深くから急激にあげるのと違い、岩石に触れる時間が長く、ミネラル分は多くなります。
    これこそが本物の温泉といえるのです。
    そんな本物の温泉・湯村温泉の名物は荒湯たまごです。

    普段、当たり前に荒湯でゆで玉子を湯がいて「美味し〜いぃ!」と感じるのですが、ゆで玉子にも、温泉の成分は浸透していきます。

    卵の殻は大理石と同じ炭酸カルシウムが主成分で、卵の殻には小さな気孔があります。そこから温泉の成分が入り込むのでしょう。
    普通にゆでたものと荒湯でゆでたものの違いを実験をしてました。
    一目瞭然です。左が荒湯たまご、右が鍋で湯がいたもので、並べて見るとこんなに違うと、私も思いませんでした。黄身の色が全然違います。

    鍋で湯がいた玉子
    同じ玉子でも、鍋で卵をゆでると、白身はもちろん、黄身も固くパサパサニなります。
    これは卵をゆでるとタンパク質の凝固で、縮み水分が抜けてくるんです。

    荒湯で湯がいた玉子
    一方湯村温泉の温泉成分はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉ですので、ツルツル、ピカピカ、もっちりの肌になります。玉子も同じようになるんですよ。白身だって見た目で弾力感と透明感があります。

    しかも湯村の温泉で湯がくと黄身が何日たっても腐りにくく、黒ずまないんです。これも還元性の温泉だからなんでしょうね。

    夏休みは湯村温泉・朝野家へ玉子の実験に来られませんか。

    温泉力−源泉・荒湯でつくったゆで玉子は温泉成分でプルプルの荒湯玉子になる。

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