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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
湯村温泉で世界ジオパーク認定の現地審査がありました
更新 : 2010/8/3 19:17
世界ジオパークへの登録を目指している山陰海岸に、世界ジオパークネットワーク(GGN、事務局・パリ)の委員2人が視察のため2日、湯村温泉に来湯されました。
3か月前に、今回の視察の宿泊を知らされてからやっと視察委員の地質学者のパトリック・マッキーバーさん(英国)とニコラス・ゾォウロスさん(ギリシャ)に会える日がきました。
湯村温泉について、これからの観光の目玉となるはずで、10月の世界ジオパーク認定です。
湯村温泉のジオエリア案内を任されたのは、私でなく女将でした。旅館の女将がご案内することが、この湯村温泉にとってアピールできるとの判断からです。説明は基本的に英語なので、ここ1週間は2人で明け方まで、どうすれば歓んでいただけるか、案内の道順は良いかなど健闘しました。
折角、遠くからお越しになられるので、楽しんでいただきたいとそこは旅館の亭主と女将の心意気。
健闘した結果、スケッチブックを紙芝居のようにして、情報を見でいただき理解をしていただく方法が一番だという結果になりました。
湯村温泉の泉源は63か所は地図の上に赤い丸をつけて表現し、この地形が美味しい水を生むこと、、夢千代日記の写真、荒湯玉子と湯がいた玉子の違いなどの写真を用意しました。
女将業を3日間休み、観光の説明を英語になおし、何度も繰り返しながら、テレビも音楽も英語漬けの毎日、2人の会話も半分英語でした。
スケジュール通り、16:00にポケットパーク到着。心配して見に来ましたが、バスから最初に降りてきたパトリックさんに挨拶した時、笑顔を見て「大丈夫!!」と安心しました。
湯村温泉の源泉では、自噴していること1200年前から温泉を炊事・洗濯など暮らしの中にとけ込んでいることと飲用するとメタケイ酸の力で胃粘膜が保護されることなとの効能、荒湯の温泉エネルギーを自然の発電所にたとえ、15.700Kwになることなどを紹介。
荒湯玉子と湯がいた玉子の違いなどの写真を見せながら、湯で玉子にも挑戦。
足湯や杜氏館、夢千代館へ。
終始、最後まで笑顔が見えたご案内で、女将もやりきって満足の様子でした。
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