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世界ジオパーク視察団湯村温泉入り、朝野家女将が案内
更新 : 2010/8/5 0:04
8月3日の神戸新聞に世界ジオパークネットワーク(GGN)視察団が、湯村温泉を視察し、朝野家女将が案内した様子が掲載されました。
=ジオと共生 魅力紹介 視察団但馬入り= 2010年8月3日神戸新聞転記
2日、但馬入りした世界ジオパークネットワーク(GGN)の視察団は、新温泉町の海岸線や温泉街をめぐり、地元ガイドらの解説を受けながら、山陰海岸ジオパークの景観に加え、地質遺産の中で営まれる地域住民の暮らしぶりに関心を寄せた。
湯村温泉の女将 英語でガイド 地域と一体感 存在意義示す
山陰海岸は地質と景観が注目されがちだが、GGNが審査で注目するのが、地域住民にとってのジオパークの存在意義や、教育や観光の場面で地質価値をいかに一般の人に伝えられているかという点だ。中でも、ジオサイト(景勝地)の案内役である地元ガイドらの存在は不可欠で、しさつさきでは早速ガイドらの活躍ぶりが目立った。
湯村温泉の旅館「朝野家」の女将朝野まりさんは、満面の笑みで「ようこそ、私は『おかみ』と呼ばれているんですよ」と迎え入れた後、荒湯を案内しながら、63カ所の源泉を使って地元の人が料理や洗濯をしてきた1200年の歴史を紹介。温泉の熱を利用した空調の導入など、環境に配慮した街の将来像も、接客で普段から親しんでいる流ちょうな英語で説明した。
親しみを込めた朝野さんの案内に、委員2人は終始笑顔を絶やさず、足湯に実際に触れたり、温泉たまごを食べて見せたりなど、なごやかな雰囲気の中、温泉街を楽しんでいる様子だった。朝野さんも「緊張したけど、楽しく過ごせた。これからも街の魅力をしっかり伝えたい」
また、新温泉町三尾地区の有志としてガイド養成講座を受講してきた女性も、視察団の様子を見ながら「いよいよといった感じ。何度も勉強会を重ねてきたし、絶対認定されてほしい」と話していた。
一行は3日も山陰海岸ジオパーク館(新温泉町)や香住鶴酒造(香美町)、神鍋高原(豊岡市)などを視察する予定。
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