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世界ジオパークネットワーク現地審査が終了しました
更新 : 2010/8/8 0:04
8月1日の鳥取からスタートし、2日に湯村温泉を視察後、朝野家泊りで好印象だった世界ジオパークネットワークの現地審査が4日、終了しました。女将には大変頑張っていただき、やっと肩の荷が下りました。(湯村視察が終わり玄関前で記念撮影)
=関係者ら手応え 教育的活動や継続性、全体の一体化ポイント=8月6日付日本海新聞転記
山陰海岸の世界ジオパークネットワーク(GGN)加盟の可否を左右する現地審査が終わった。
GGN委員2人の会見からは好印象だった様子がうかがえ、関係者の多くが加盟への手応えをつかんだ。一方、地元関係者への質問の多くは、学習会などの教育的活動の実施状況や継続性に向けられており、取り組むべき課題も見えてきた。
審査は4日間の日程で行われ、1日の鳥取砂丘を皮切りに兵庫県、京都府へと移動。滞在中は各地の説明施設やガイドがいるジオスポットなどを見て回った。
鳥取県の平井伸治知事は4日の定例会見で、地元でのジオツアーの広がりなどを委員にアピールしたことを強調し、「(委員も)精力的に見ており、一定の手応えは関係者も感じていると思う」と自信を深めた。
一方、各説明施設やジオスポットで委員から向けられた質問は、実際のガイドの様子や展示内容の狙い、組織体制などに集中した。
山陰海岸学習館(岩美町)で説明に当たった徳田悠希学芸員は、野外での観察会や海岸に打ち上げられた貝を来館者が分類する体験プログラムに関心を示していたとし、「エリア内での施設の位置付けの理解や狙いに沿った展示ができているかに注目していたようだ」と印象を語った。
4日午後の会見で委員の一人でエーゲ大学准教授のニコラス・C・ゾロウス氏(ギリシャ)は加盟について、「地質、自然、文化の関係が重要なポイント」と位置付け、改善すべき点として「ジオパーク全体のさらなる一体化」を挙げた。
これに対し、鳥取砂丘を案内した元鳥取大学乾燥地研究センター長で鳥取砂丘のジオガイドを務める神近牧男さん(69)は「エリア全体の組織的な統一感やさまざまなグループとのつながりに期待しているように受け止めた」と話し、GNN側がエコツアーや地域活性化の取り組みを今後も継続的に続けられるエリアと判断したかどうかが、加盟の可否を分けるポイントになるとみる。
Tags:湯村温泉 朝野家 ジオパーク
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