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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
湯村温泉は還元性の温泉、やわ肌をつくる「美人の湯」
更新 : 2010/8/16 10:38
湯村温泉のお湯は還元性の温泉です。「還元性?なに、それ!どういうこと?、なんか効果があるの?」といわれると思います。理科の時間に習ったと思いますが、科学的には「原子の形式酸化数が小さくなる化学反応」のこと。具体的には、「物質から酸素が奪われる反応、あるいは、物質が水素と化合する反応」といわれます。
ますますなんのこっちゃですよね。つまり酸化の反対なのです。鉄が錆びると酸化鉄になります、鉄と酸素がくっつくと錆ができます。これが酸化です。人も実は錆びていっているのです。人間に必要な酸素なのですが、酸素を取り入れている人間も日々「酸化」しています。人の細胞も当然に鉄と同じように酸化しているのです。
つまり酸化=老化だそうです。
湯村温泉は還元性温泉、酸化の反対ですから老化しにくい温泉なのです。これってすごくないですか?温泉に入るだけで・・・、温泉を飲むだけで・・・。活性化します。
化粧品メーカーの研究者は、「湯村温泉は還元性でメタケイ酸が多いんですよ。この2つに注目しています。」といって、酸化・還元の簡単な実験をしました。
2つのコップに湯村温泉の温泉と水道水を準備して、「うがい薬・イソジンガーグル」を同量入れてかき混ぜるとあっ〜ら不思議!!
イソジンの殺菌作用はヨウ素の酸化作用で行っているので、酸化してヨウ素の色がつくのですが、湯村温泉の温泉は黄色くなりません。
つまり、水道水とは違い、湯村の温泉は還元性で中和されたということです。観光協会でもコップに温泉と水道水、その中に釘を入れて放置しておくと湯村の温泉は遥かに錆の発生が少なかった。やっぱり酸化しにくい温泉です。
湯村温泉のお湯は、酸化を遅らせるアンチエージィングな温泉といえるのではないでしょうか。
他にもメタケイ酸は温泉法の3〜4倍も入っています。しかもケイ酸は熱水、アルカリに溶けやすいのです。高温・弱アルカリの湯村の温泉にはたっぷり含まれます。メタケイ酸は天然の保湿成分で、肌の新陳代謝を促進してツルツルにしてくれる美肌成分です。
肌細胞のセラミドは角質層と皮膚との間にある含水の接着剤脂質で、乾燥などから皮膚を守り、健康に保つ役割をしています。メタケイ酸はそのセラミドを整える作用があるのです。
温泉力−湯村の湯は還元性とメタケイ酸で、老化を遅らせセラミドを整え、やわ肌をつくる「美人の湯」です。
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