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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
無茶苦茶元気のある河内のおっちゃん人工衛星をあげる
更新 : 2010/12/5 0:08
昨日、無茶苦茶元気と馬力のある人にお会いすることが出来ました。
人工衛星「まいど1号」の生みの親の株式会社アオキの社長青木豊彦さんです。
銀行の講師で『「無理だ」は禁句にせえへんか!〜町工場発技術 航空宇宙へ』が演題です。
やっぱり大阪人やなぁ〜。一瞬にして、和んで会場が活気に満ちあふれました。身振り手振り前の人に「そうでっしゃろぉ〜、〇〇はん」と大阪弁が飛び回ります。
中小企業が8.000社も犇めく東大阪はモノづくりの町、突飛もない人工衛星への挑戦は小学生のころに見たロケットの打ち上げのニュース映画や大阪万博の月の石が、きっかけで父親の町工場を高校から手伝い。
オイルショック時には大手と付き合わないかんとダイキンに直接乗りこんで努力の結果仕事をつかんだり、大企業を押しのけて、世界の航空機メーカー・ボーイング社の指定工場を勝ち取るなどの話は痛快。
「人は何のために仕事をするのか?金や儲けのためでなく、会社への愛着や自分の誇りのためにするもんや、戦略や志を持ってするもんでっしゃろぅ・・・。」我々が忘れかけている目的をずばりと言われました。
職人の父親から「豊彦、金は追ったらいかん!仕事を一所懸命したら後で付いてくるもんや」と言われ今でもそう思っているそうです。
「詳しくは私の書いた「まいど!」の本に書いてあるから、買ってや!!」と本のセールスも忘れてない河内のおっちゃんです。
もちろん本は買いました。懇親会の席でサインもしてもらいました。
「朝野さんやったら・・・。これやなぁ〜「笑顔が一番」、これえぇ〜でっしゃろ」
最後に「まいど1号」を上げたことで、東大阪のイメージは一変し海外からも視察があり、修学旅行の見学場所になったそうです。一番うれしかったことは「青木さんのおかげで、東大阪出身と堂々と言えるようになった」と言われたことです。町に誇りが持てると町が輝きます。
旅行も物見遊山から「大人の修学旅行」や「産業旅行」に一部変ってきてます。地元にある資産を見ていただく時代になりました。深く地元を掘り下げて色々な資産を探し、知恵で利用する時代です。
このおっちゃんの挑戦は今後も日本中を元気にするでしょう。私も元気もらいました。
頑張りましょう日本再生のために、日本人の誇りのために。
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