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温泉力 湯村温泉でインフルエンザは治るか?
更新 : 2011/2/15 9:14
以前、日経新聞の下段に「体温を上げると健康になる」という本の広告が載っていて気になっていた中、土曜版の日経PLUS1(プラスワン)「健康」で体温↑=免疫力↑?のタイトルをみつけた。
内容は、新型インフルエンザが流行している影響もあって、体温を高くすると免疫力も上がるという内容の本が注目を集めているとのことらしい。
記事によると斎藤真嗣医師は「体温が1度下がると免疫力は30%低下し、1度上がると500〜600%もアップする」と説く。
東京女子医科大付属青山自然医療研究所クリニックの班目医師も「内蔵周辺では36度〜37度に保たれていなければならない。
34度〜35度になるのは内臓に十分な血液が流れてない証拠、がんなどで受診する人の体温は大半35度台、34度の人もいる」湯たんぽで内臓や筋肉を温めると、体温が1度前後上がりリンパ球が回復すると書かれている。
ほかにも「実験で細胞を扱う場合、36度より37度のほうが酵素の働きもよくなり、細胞活動が上がる。500%免疫力が上がるという根拠にはならないが免疫活性も高いと考えられるのかもしれない」と理化学研究所生体防御研究チームの改正リーダーは言う。
早稲田大学の永島教授は体温を研究する中で「運動などで筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることが望ましい。体温は代謝の時の熱エネルギーを使って維持しているからだ、ただ継続しないとすぐに体温は下がる」と話す。
味の素の研究では、「唐辛子などの主成分のカプサイシンと基礎代謝の関係も動物実験では向上効果がある」と発表している。運動により基礎代謝を上げることが望ましいが、体力がなくても温泉に入れば必然的に体温は上がる。何度か入ることで体温維持もできる。
しかも湯村温泉は塩化物泉のために塩のベールが全身を覆い、いつまでも保温が続くのだ。さらに風呂の中は湿度が高い、ウィルスは湿度が高いと感染率は低くなる。
旅館で美味しいものを食べれば心の栄養まで豊かになる。湯村温泉は5年前から11月から希望者に荒湯湯たんぽ体験のサービスを提供している。
乱暴な三段論法だと『湯村温泉に入るとインフルエンザが治る!』といえば飛躍しすぎだろうか?
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