宿番号:326039
湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
/// 朝野家から車で1時間、用瀬でひな流し体験 ///
更新 : 2011/3/12 1:50
朝野家から車で、約1時間(57km)の用瀬(もちがせ)で“ひな流し”あなたも千代川にひなを流してみませんか?
“用瀬の流しびな”は旧暦の三月三日のひなまつり、男女一対の紙雛を桟俵にのせ、菱餅や桃の小枝を添えて、災厄を託して千代川(せんだいがわ)に流します。無病息災で1年間幸せに生活できますように願う情緒豊かな民俗行事で、昭和60年、県無形民俗文化財に“もちがせの雛送り”として指定されています。
もともと物忌みの行事で、紙などで人形(ひとがた)を作り、これで体をなで、災いをその人形(ひとがた)にうつして川や海に流す行事から生まれた風習です。
この行事がいつの頃から始められたのか、文献等の記録が少なく定かでありませんが、「源氏物語」に源氏の君が祓いをして人形(ひとがた)を舟に乗せ、須磨の海へ流すという著述があり、雛流しそのものの原型は、遠く平安時代にさかのぼるといわれています。
用瀬には今日まで、時代の変遷と共に形を変えながらも、“もちがせの流しびな”として受け継がれています。
また、用瀬には「もちがせ流しびなの館」もあり、流し雛行事を収録したビデオも随時上映しています。細やかな表情の加茂人形、あどけない御所人形など全国各地の人形も多数並び、一巡すると文化とともに発達した人形の多彩さがわかります。30分あれば見学できます。
もちがせ流しびな行事
日 時:平成23年は4月5日(火)(毎年旧暦3月3日)
午前11時〜午後2時(予約は不要)
当日訪れた方々も「流しびな」(700円で、お札付)を購入されれば、
流すことが出来ます。
関連する周辺観光情報