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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
湯村名物の100m菖蒲大綱引き 6/5湯村温泉まつり
更新 : 2011/5/15 1:09
湯村温泉で毎年6月の第一日曜日(6月5日)に湯村温泉祭りが行われます。
湯村温泉の開祖、慈覚大師を偲び、旧暦の端午の節句に行われる伝統行事で、前日(6月4日)から町民が温泉小学校に朝から集まり、「せ〜んこによりかけ、よ〜りかけ、よ〜りかけ」と音頭を出しながら、玉縄600束・菖蒲250束を縄に編んでゆきます。
大綱は日が暮れようとする時完成し、小学校を出発した菖蒲大綱は町内を練り歩きながら、上組、下組と2本に分けて蛇がとぐろを巻いたように安置されます。
菖蒲大綱引きは、直径約50センチ、長さ100メートル、重さ4トンの大綱を住民や観光客が引き合い、勝運を占うものとして大変縁起が良いとされています。
700年前から行われているこの行事は上組(南側)と下組(北側)にまちを二分し、「上組から下組に嫁いでも、綱引きの時は実家側(上組)を引く」といわれています。
上組と下組の境は喫茶とみやさんの南端(「よろずや」と「出雲屋」の間とされている)で、上組が勝てば「豊作」、下組が勝てば「商売繁盛」といわれて、終了後は縁起を担いで綱の一部を持ち帰るのが良いとされています。
よくお客様から「どっちを引いたらいいの?」と言われますが、境目から考えると京阪神からお越しのお客様は南に住んでいるので『上組』、鳥取からお越しのお客様は北なので『下組』になります。しかし朝野家泊まりのお客様は上組になります。
朝野家では、菖蒲を浴槽の中に入れ、無病息災を祈り、来館のお客様に香り高い菖蒲湯を楽しんでいただけます。
湯村温泉にお越しいただいた記念に菖蒲大綱引きを体験されては・・・いかがですか!!
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