湯村温泉では、訪れた観光客に「涼」を感じてもらおうと１３日から、湯村温泉観光協会主催「湯村温泉・癒しの風鈴」が始まりました。

スタートしたのは、6年前の2005年、旅館組合2年間行い、その後2007年から観光協会の事業で行われています。

チリンチリ〜ンという風鈴の音色は、温泉街のいたるとこで、風を告げる爽やかさを響かせ、人々を楽しませています。軒先の風鈴は、涼しさをもたらしてくれる夏の風物詩です。

風鈴で涼を呼ぶ小さな節電。

毎年７月初旬から行っていますが、今年は東日本大震災の影響で夏場の節電が呼び掛けられていることから、例年より実施時期を早めさせていただきました。

今年の風鈴は赤・青を５０個ずつの朝顔のをデザインで、陶器製の赤・青を５０個ずつ、計１００個準備して、旅館や民宿、道路沿いの商店などに配布られました。

軒下に吊られ、蒸し暑さが増す温泉街に涼を運んでくれてます。

昨年「夢千代さん」の風鈴、一昨年は南部鉄製と毎年デザインや素材を変えて配布しています。

湯村温泉では、温泉街に流れる春来川のほとりに涼み台を置く計画も進めています。温泉街の夜は風鈴に加え、カジカガエルの鳴き声も涼しさを呼びそうです。

「今年は節電の夏」少し昔に戻って風鈴の音色や団扇、浴衣掛けで、日本情緒の夏を体験しながら、湯村散策をお楽しみください