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宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    /// ジャパン・ブルー 2011.7.27放送分 ///

    更新 : 2011/7/27 23:15

    (墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)

    夏の青空や海の青を、白い布に写し取ったような藍染の色。
    藍草(あいぐさ)という植物で染める、この美しい色は「ジャパン・ブルー」とも呼ばれています。
     
    江戸時代から明治にかけて、商人や町人で賑わう日本の町には、藍色があふれていました。
    明治23年、記者として来日した小泉八雲(こいずみ・やくも)が、日本の印象を書き記した文章にもこんな一節があります。

    「青い屋根の下の家も小さく、青いのれんをさげた店も小さく、青い着物を着て笑っている人々も小さい」。青いのれんと青い着物は、まさに藍染の色です。
     
    ひと口に藍色といっても、うすい水色から濃い青色までさまざまな色合いがあり、洗いざらすと、さらに色の変化が楽しめます。小泉八雲の目にもきっと、ジャパン・ブルーが表情豊かに映ったことでしょう。
     
    藍染の衣服は江戸時代、木綿の栽培が盛んになったことから、庶民の間に普及したといわれています。木綿は、藍草で染めることによって繊維が丈夫になり、汚れも目立たなくなることから、普段着や仕事着として重宝されたのでしょう。
     
    丹精こめて栽培した藍草が、収穫期を迎える7月下旬から9月上旬までが、藍染に最も適した季節。今でもこの時期になると、藍染の工房は、藍の香りに包まれます。この香りを虫が嫌うので、藍染には虫除けの効果があるともいわれてきました。
     
    夏こそジャパン・ブルー。藍染の良さを再発見してみませんか。

    *『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。http://www.asanoya.co.jp/

    また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。http://www.asanoya.co.jp/kaori/index1.html/

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