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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
/// 世界一の北見薄荷 2011.8.3放送分 ///
更新 : 2011/8/2 17:44
(墨絵:朝野家社長 朝野泰昌)
すずかぜ、あやなみ、さやかぜ、ほくと・・・清涼感のある響きですね。
これらの名前はすべて、ニホンハッカの種類です。
日本原産のハッカは、ニホンハッカまたは和種薄荷(ワシュハッカ)と呼ばれ、ハッカ飴やハッカスプレーの原料に使われています。乾燥させたハッカの葉を蒸留して取れる精油、ハッカ油(ゆ)で作ったスプレーは、虫除けにも効果があるといわれ、この季節は特に、アウトドアショップでも人気です。
人間にとっては気持ちいい、あのスーッとした香りが、虫は苦手なのですね。
日本有数のハッカの産地、北海道の北見市(きたみし)で、ハッカの栽培が盛んになったのは明治35年頃。昭和14年には、世界の生産量の70%を占めるまでに成長し、北見ハッカの名は海外でも広く知られるようになりました。
こうした歴史を今に伝える「北見ハッカ記念館」は、日本近代化産業遺産にも認定されています。記念館のガーデンでは、ハッカをはじめたくさんのハーブがすくすく育っていて、毎年夏に市民収穫祭を開催。自分で刈り取ったハーブは、持ち帰って香りを楽しむことができるそうです。
今年の収穫祭は8月7日の日曜日。
ハッカが香る街の人々が楽しみに待つ、さわやかな夏の風物詩です。
*『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。http://www.asanoya.co.jp/
また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。http://www.asanoya.co.jp/kaori/index1.html/
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