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宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    /// 平忠盛と薫物 ///香りの散歩道2012.6.20放送分

    更新 : 2012/6/20 18:35

    日本に貴族文化が花開いた平安時代は、香りの歴史にとっても、大きな転換期でした。

    それまで宗教儀式に用いられていた貴重なお香を、平安貴族が趣味や教養として楽しむようになったのです。着物に香りを薫き込めるための、薫物(たきもの)と呼ばれるお香づくりが盛んになり、その香りが、身につけた人物の人柄や教養まで表していました。

    由緒正しく、優れた薫物の調合方法を集めた書物も編纂され、今に伝えられています。

    その中の代表的な一冊「香之書(こうのしょ)」は、平安末期の武将、平忠盛(たいらのただもり)が自ら筆を取って書いたといわれています。

    平忠盛は、平清盛(たいらのきよもり)の父。大河ドラマでは中井貴一(なかい・きいち)さんが演じた、平家繁栄の礎を築いた人物です。和歌をたしなみ、笛の名手でもあったといわれる忠盛ですが、薫物についての教養も、貴族社会で台頭するためには必要だったのかもしれませんね。

    現在、広島県内で巡回展示されている企画展「平清盛の時代と瀬戸内海」では、平家ゆかりの「香之書」に記された薫物が復元されています。

    その一つ、「女御黒方(にょうご・くろぼう)」は、薫物の中で最も格が高いとされる、黒方の香りを復元したもの。白河天皇(しらかわてんのう)の女御、藤原道子(ふじわらのみちこ)ゆかりの薫物といわれています。

    機会があれば皆さんも、平成によみがえった、平安の香りを聞いてみませんか。

    *『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

    また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。

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