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湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
山陰海岸ジオパーク・湯村温泉の散策モデルコース作り
更新 : 2012/7/14 13:49
11日、山陰海岸ジオパーク推進協議会研究員の松原先生と山陰海岸ジオパーク館の谷本館長が来られて、湯村温泉の散策モデルコース作りの検討会が行われました。
散策モデルコースは、より多くの方に山陰海岸ジオパークの魅力を体感していただくために、見所を盛り込んだ散策マップです。ジオエリアの地形・地質だけでなく、風土・歴史・文化・風習・気候など人々の暮らしなどを盛り込んだコースになっています。
今までに「浦富海岸東・西コース」と「鳥取砂丘東・西コース」「浜坂・諸寄コース」「神鍋コース」「竹野海岸コース」「香住海岸東コース」の8コースを作られ、今回は新たに「湯村温泉コース」が追加になります。
湯村温泉の昔話からの風習、温泉の効能、温泉脈の流れや泉源の数や配湯日本一、但馬牛や但馬杜氏。
これからの湯村温泉の取組の温泉熱発電の経過と仕組み、ベルチェ素子などの熱交換素子発電の未来像など地質学的に、物理的に話から、幸せ隠れハートや禿の聖地創りまでの夢物語など盛りだくさんに話しました。
散策マップなので、マップの確認後、実際に現地を歩いてもらいながらチェック確認していただきます。
湯村温泉は荒湯を中心に半径400mの小さな町です。シンデレラ城中心の半径383mのディズニーランドと同じ大きさなんです。だから、とても散策しやすい大きさなんですよ。特に温泉との共生は、誰にでも使うことが出来る温泉は全国的に珍しく、泉源数は63カ所、泉源を持っている家庭もあります。
500戸の家庭に温泉が配湯されていたり、理・美容店では自己泉源で温泉洗髪を行っているなど興味深く効いていただきました。
薬師湯では現在、ベルチェ素子による熱交換発電が実験中なので見ていただきました。
泉源所有者の家庭のには、水道管ならぬ温泉水道管があり、消雪などにも使っているため谷本先生が温度測定も行いました。
湯村温泉では、蛇口をひねればどこでも温泉が出るんですよ。
ゆっくりと時間をかけて見ていただきましたし、山陰海岸ジオパークの中でもユニークなジオエリアです。きっと良い散策モデルコースが出来るはずです。出来たらまたUPしていきたいと思います。
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