宿番号:326039
湯村温泉 ゆけむりの宿 朝野家のお知らせ・ブログ
遊覧船に乗って山陰海岸ジオパークの勉強会しました
更新 : 2012/8/28 14:05
22日、新温泉商工会観光サービス部会と地域活性化委員会が山陰海岸ジオパークの勉強会をするので、ジオパーク館に出かけました。
新温泉町山陰海岸ジオパーク館は山陰海岸ジオパークについて学習できるパネルなどの展示物、ジオツアー、鳴き砂体験や山陰海岸ジオパークエリア内の多種多様な岩石なども展示しています。
谷本館長から、玄武岩(柱状節理)の成立ちや日本海の形成などのお話を聞き、浜坂遊覧船の出発時間を待ちます。今回は館長の説明なので、非常にわかりやすくユーモアに富んでいながら、学術的なお話も聞けました。
特に浜坂から香住にかけてはユーラシア大陸にひっついている時の岩石から、日本・日本海形成の時代まで、すべてが見られるのです。
天気もよく、穏やかな海で気持ち良く見学しました。これから冬までの期間は最高でしょうね。ぜひ、但馬の奇岩や雄大な景色をご覧ください。
竜宮洞門
この洞門は竜宮への入口といわれ、花崗岩を切る帯状の断層破砕帯の模様が、竜が天に上る姿に似ているところから竜宮洞門と名付けられました。
孔雀岩
孔雀が羽を広げているような形で放射状に柱状節理になっている。
獅子の口
赤黒い溶岩は約2,000万年前の火山活動で流れ出た安山岩、獅子が口を開いているように見える。、噴火の時に酸化してできた赤鉄鉱。左の岩の2匹の魚が獅子が口に飛び込んでいるように見えます。
三尾大島
マグマが固まる時に液体から固体に変わると体積が減ります。大気や海水に触れマグマが冷やされる面に垂直に割れ目ができます。玄武岩柱状節理の島
旭洞門
鋸岬の中央に旭洞門があります。この洞門から朝日がさす景色の素晴らしさから名前が付けらています。海面から4メートルほどの高さにあるのは、昔、海面が高かった時に波に洗われ浸食した洞門が、海面が下がってポッカリと全体が見える様になったもの。
鋸岬
新温泉町と香美町の町境にある鋸岬は火砕岩でできており、鋸の形に似ているところからその名前になっています。角礫状の流紋岩と角礫岩からできており、頂部が凸凹の刃先の様になっていて、全体がまるで鋸の刃のようであることからこの名で呼ばれています。
他にも象岩、虎が伏せたような岩礁などがあり、洞窟や洞門の違いなども教えていただきました。
ぜひ、湯村温泉・朝野家にお泊まりいただき、雄大な日本海自然の美をお楽しみください。
関連する周辺観光情報