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宿番号:326039

新客室「湯籠里」OPEN 板長自信の月替り料理と泉質自慢の宿

ハイクラス

湯村温泉
北近畿豊岡道八鹿氷ノ山ICより鳥取方面へ約45分 大阪梅田より高速バス有 JR山陰線浜坂駅よりバスで約25分

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    八雲忌 朝野家・香りの散歩道 2012.9.26放送分

    更新 : 2012/9/27 16:13

    (墨絵:朝野家館主・朝野 泰昌)

    今日9月26日は「八雲忌」です。
    山陰の皆さんは、よくご存じでしょう。松江にゆかりの深い、小泉八雲の命日です。

    1904年、明治37年の9月26日に、54歳でこの世を去った八雲。日本を愛し、自分を偽ることなく生きた夫を見守り続けた妻、小泉節子さんの著書『思ひ出の記(おもいでのき)』には、八雲と過ごした最期の日々が綴られています。

    心臓を患っていた八雲は、自分が死んでも決して泣いてはいけないと、節子さんに言ったそうです。「悲しむ、私喜ぶないです。あなた、子供とカルタして遊んでください。

    如何に私それを喜ぶ。私死にましたの知らせ、要りません。若し人が尋ねましたならば、はああれは先頃なくなりました。それでよいです」。

    それから数日が経ち、亡くなるニ、三日前には、書斎の庭にある桜の一枝が、返り咲きをしたそうです。この桜は、小さな生き物や植物が大好きだった八雲に可愛がられていたので、節子さんは「それを思って、御暇乞(おいとまごい)を申しに咲いたのだと思われます」と語っています。

    研ぎ澄まされた感性で、日本の本当の美しさを見出し、世界に紹介した小泉八雲。
    「鼻の神経は鋭い人でした」と節子さんが語る素顔の八雲は、どんな香りに包まれて最期の日々を過ごしたのでしょう。

    「八雲忌」の今日、皆さんも美しい日本の香りに思いをはせてみませんか。

    *『朝野家・香りの散歩道』は朝野家提供で、毎週水曜日FM山陰(16:55〜17:00)放送、日本海新聞・大阪日日新聞に掲載されます。

    また朝野家ホームページ「朝野家・香りの散歩道」のバナーからもお聞きいただけます。

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